こんにちは。座ぐりの茂木です。
12月に入り日中も寒い日が続くようになり、街中でもマフラーや手袋をしている人を見かけるようになりましたね。
そんな寒さに相まって雨も降る中でしたが、11月26日の座ぐり座談会は始まって以来、一番多くの方にご参加を頂き「グループホームのあれこれ」というテーマで行いました。
今回は、いんば中核地域生活支援センターすけっと 障害者グルーホーム等支援ワーカーの髙橋様にもご参加頂き、グループホームとはどんなところか、地域の現状等をお話し頂きました。
★基本的には全障がいの方が入居できる。→事業所によっては障がいに特化して受け入れているところもある。
★夜間、職員(世話人)が常駐しているところとしていないところがある。
★一軒家で4~5人ぐらいで生活をするタイプや、ワンルームタイプのアパートで必要な支援を受けながら
生活をするサテライト型グループホームがある。
★ご本人ができる力を活かし、できない部分の支援を受けながら地域で生活をするための資源の一つ。

そして、参加者の方からは色々なご質問も・・・
☆グループホームでの生活費は1ヵ月にどれくらい?
→ 障害基礎年金2級で生活が成り立つぐらいを目安に・・・と言われていますが事業所によって金額は異なります。
☆日中もグループホームで過ごせる?
→ 基本的には就労や日中活動事業所への通所をして頂くところがほとんどですが、日中支援型グループホームであればグループホームでの日中を支援してもらえます。
☆掃除や洗濯などはやってもらえる?
→ できる方には行って頂き、支援をすることでできるようになったり、できない方には支援をしてもらえます。
☆お金の管理はしてもらえる?
→ 基本的にはご本人やご家族で管理をして頂きますが、自己管理が難しい方、管理をしてくれるご家族がいない方などは、「社会福祉協議会の日常生活支援自立支援事業」での金銭管理や「成年後見制度」の後見人や保佐人、補助人などによる金銭管理をしてもらう方もいます。
そして、今後もっともっとこんなグループホームがあったらいいなぁという皆さんの理想を伺うと・・・
◇介護度の低い人でも入居できるグループホーム!
◇重度(障がい)の人でも入居できるグループホーム!
◇自力で通勤、通所ができるように駅から近いところに!
◇サテライト型のグループホーム!

障がいのある人もない人も暮らしやすい地域に・・・と謳われつつも、グループホームはまだまだ足りない資源の一つであることを実感するとともにグループホームへの関心の高さが伺える座談会でした。
当日、ご参加下さった皆様、たくさんの声を聞かせて下さりありがとうございました。